秋田県立美術館で1月18日〜29日まで開催されている「東北を開く神話 第1章・鴻池朋子と40組の作家が謎の呪文で秋田の古層を発掘する」を観に行ってきました。
この展覧会は、地元の文化活動の活性化などを目的に県が主催する「あきたアートプロジェクト〜アートによるにぎわいづくり」の一環として企画されたもので、秋田出身の美術家・鴻池朋子さんと40組の県内在住作家の作品が展示されています。
展示作品は、5枚のカードをランダムに選択して出来た『呪文』を元に、それぞれのアーティストが発想を膨らませて創り出されたものです。
呪文の元となるカードは、鴻池さんとゲームプランナーの大山功一さんが制作したもので、秋田の「地名」「民話」「伝説」「方言」などから抜粋した言葉を記載した5枚組カード150枚からなっています。
会場の入口で、来場者もこのカードを引くことができます。
5つのカードの山の中から、1枚ずつランダムに選んでいくと、面白い言葉が並んだ『呪文』が出来上がります。
私達が引いた呪文は「ヘジム沢の じぐなしの ハタハタが なんともりっぱな嫁こもらて ひょうたん投げつけたど」
へぇ〜〜!!面白い、面白い!!!!
子供の頃に遊んだ5W1Hの言葉遊びを思い出しました。
紙にWhat(何を) Who(誰が) Where(どこで) When(いつ) Why(なぜ) How(どうやって)の言葉を適当に書いて、それを合わせると何ともヘンテコリンな文章が生まれるという遊び。
何度でもカードを引きたくなってしまいます。
会場の中に入ると床面に縄で仕切られた秋田の大地図が作られていて、呪文の地名の場所に作品が展示されていました。
それぞれの作品は縄によって繋がって、会場内でひときわ目を引く鴻池さんの作品『アースベイビー』へと結ばれています。
ちょうど私達が行った時間に、参加作家さんと一緒に作品を巡るガイドツアーがあって、作家さん本人から作品に対する思いや制作過程の話を聞きくことができて興味深かったです。
自分が引いた『呪文』からインスピレーションを得て、どうやって作品を仕上げていったのか。
なかには自分で物語を作って、元の呪文からかけ離れてしまったような作品もありましたが、私はダイレクトに伝わってくるような解り易い作品が好きです。
『私だったらああやりたい』『私だったらもっとこうするのになぁ...』
と想像力が掻き立てられました。
このような展覧会は初めてだったので、とっても面白かったです。
秋田の文化は遅れているなぁって常日頃思っていたけれど、こういう視点で見ていけば都会では創り得ない文化が秋田に花開くのではないかと思いました。
秋田も捨てたものではないかも〜〜(^ー^* )フフ♪
あきたアートプロジェクト「東北を開く神話」展 Googleマップ




